ヘルパンギーナの流行について(小児科ブログ)

 このたび,月1回程度のペースで小児科ブログを更新することとしました。

 今,流行っている疾患についての情報や対処法,豆知識などを掲載していく予定です。

 

 第1回となる今回は,NHKで放送されたという「ヘルパンギーナ大流行」です。

 インフルエンザやRSウイルスなどもそうですが,テレビで放送されてから安芸津地域で流行が確認されるまで若干のタイムラグがあります。これから流行するのかもしれませんね。

 ヘルパンギーナとは夏風邪の一種で,原因はコクサッキーウイルスというウイルスです。喉の痛みや発熱といった症状がみられますが,熱に関しては大体1~2日で解熱することが多いです。喉の痛みのため,食事量が落ちることが予想されますので,喉越しの良いもので水分補給や栄養補給を心がけるようにしてください。治療薬は特にないため,対症療法となります。ワクチンも現時点では開発されていません。

 発症予防としては,感染経路が接触感染(ウイルスがいる環境表面を触った後に口に手を持っていき感染が成立),飛沫感染(ウイルスを含んだ飛沫を吸い込むことで感染が成立)となるため,手洗い,うがいが重要になります。食事前,帰宅後など,手をこまめに洗いましょう。