BLS(一次救命処置)研修(看護部ブログ)

 当院では,全看護師を対象にBLS(Basic Life Support:一次救命処置)研修を行っています。

 講師は,当院の救急看護認定看護師 村上 毅が務めています。年間計画により数回に分けて,少人数制のグループで実施します。基本概要から始まり,実際のBLS,AED(除細動器)について研修します。

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 はじめに,講義形式で学習し,そのあとチームに分かれ実践しました。

 講師の村上からは,様々な場面を想定しての実践を求められ,各自考えながらの実践となりました。病院内であっても,お風呂やトイレ,廊下やベッド上など,様々な環境があります。具体的な例を挙げての実践になるので,普段の業務では気づいていなかった発見もありました。

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 日ごろから,こうした訓練と再学習をすることで,BLSを再認識し,確実な看護に繋げていきたいと思っています。またこうした研修を受講することで,あらためて身の引き締まる思いもしました。

 

 講師を務める救急看護認定看護師の村上からのコメントです。

 

県立安芸津病院の救急蘇生教育を担当して

県立安芸津病院 救急看護認定看護師 村上 毅 

 本年度(平成27年度)より安芸津病院に異動して参りました。

 当院においては,平成27年度4月早々より,看護部および教育委員会の配慮もあり,救急蘇生研修を担当することとなりました。今年度の目標は,全看護師スタッフへの救急蘇生研修の実施による技術の習得であり,スタッフの協力により順調に毎月1回90分の研修が実施できています。

 この研修を通じて,県立安芸津病院の看護スタッフに真剣に講義を聞いてもらい,演習では迫力ある実践と,県立広島病院とはまた一味変わったパワフルさを感じる研修となっています。わたくし自身スタッフからエネルギーをもらっています。

 私は2001年より県立広島病院の救命救急センター,救急外来に勤め,2次から3次救急患者,ドクターヘリ対応を中心として初期対応から重症患者管理まで対応させていただいておりました。そこで培ってきたスキルの一つでも安芸津病院で還元できるよう努めていきたいと考えております。みなさまよろしくお願いいたします。

 

 

 県立病院は,広島(宇品)と安芸津にあります。広島は2次から3次までの高度急性期病院,安芸津は,2次救急のある地域密着型病院です。両病院間で人事異動があり,スタッフが入れ替わりますので,研修を通してお互いの病院のスキルの共有を図っています。このような研修により,広島病院の強みを安芸津のスタッフが吸収し,また,安芸津病院の強みである退院支援や地域医療などについて情報共有を行うことで,互いの長所を学び合うことができます。

 異動にはストレスもつきものですが,異動することで,これまで見えていなかった出来事に気づいたり,考え方が柔軟になったりして,人間的にも成長できると思います。(逆境にも強くなったり・・・)互いの強みのある病院に携わることによって,経験も豊かになり,よりよい看護に結びけることができると思います。

 安芸津病院スタッフ一同,これからも努力を重ねていきたいと思いますので,よろしくお願いします。

(看護部ブログ)

2016年スタート!(看護部ブログ)

 新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

 1月4日は職員で互礼会を行い,濱中院長より新年の挨拶がありました。

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 当院の今年の重点目標は,次の3点です。

  ①地域包括ケア病床の充実

  ②地域医療の質の向上

  ③TQM(Total Quality Management:総合的品質管理)の考え方を取り入れた業務改善の実施

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 スタッフひとりひとりが,それぞれの職務に自覚を持ち,目標に向かって進んでいきたいと思います。

(看護部ブログ)

ナラティブ・ベイスト・メディスン(看護部ブログ)

 

 

ナラティブ・ベイスト・メディスン(Narrative Based Medicine)~物語りと対話に基づく医療について~ 

 先日,外来にいらした患者さまとのエピソードを紹介します。

 その患者さまは隣町に住む娘さんと来院されました。来院のきっかけは,お母さまから「頭が痛い,今すぐ来て」と電話をもらったとのこと。患者さまであるお母さまは,後頭部の痛みがあり,いつもと違う感じがして,おかしいなと思う,と話されます。担当医師は,症状の問診を行い,頭部CT,採血を行いました。頭部CTの結果は,特に後頭部あたりの出血や,脳梗塞の跡なども見られず,明らかな異常は見受けられないということでした。採血の結果も,以前にも受けておられた採血結果と,大きな変化は見られませんでした。

 しかし,家族である娘さんはとても心配です。最近,変わったことがありましたか?内服薬の内容が変わりましたか?お食事はきちんとできていますか?と,いろいろお話を伺ってみましたが,あまり変化はないようです。ただ,以前はもっとしっかりしていた母が,最近は少し動作や話が遅くなって,どこかおかしい感じがするんです,と話されます。「転んでもいませんか?」と患者さまに聞くと,「ええ,転んでないです。」娘さんは,「なんだか顔色も,今日は悪い気がして・・」と話されます。確かに,患者さまの顔色は,少し青白く,表情も曇りがちです。

 医師は娘さんに小さな声で言いました。「もしかしたら,ちょっと寂しいんじゃないかな?」一人で暮らしていること,仲のよかった友人が施設に入ってしまったこと,娘さんと離れて暮らしていること,話された生活背景から,少しの痛みが大きく感じたり,軽い認知症により自分で痛みの原因が特定できないことや,日々身体が年齢を重ねていっていることなど,さまざまな要因で不安が募ったことが想像されました。

 ふと,私は患者さまに,まだあまり触れていないことに気が付きました。後頭部を触らせていただきました。「ここです?それともここ?」「あ~,そこ,そこです,押さえたら痛い」転倒によるコブができているわけでもなさそう,でも,後頭部の左側が痛い。「首はどうです?」触ってみます。「いや,痛くない」「じゃあ,肩は?後頭部もちょっと,揉んでみますか?どうですか?」いろいろ痛みの具合を聞きながら,患者さまの後頭部をマッサージしてみます。すると,「あ~,気持ちいい,痛くなくなった」と,おっしゃり,顔色もよくなってきました。先ほどまで,青白く,曇った表情をされていた患者さまは,だんだんと笑顔になり,「楽になった~,ありがとう~」と言ってくださいました。

 

 患者さまお一人おひとり,それぞれ違った症状と表現があり,沢山頂いた情報の中から,患者さまが満足できるケアをさせて頂くには,5感と第6感が大切。そして患者さまのつらい気持ちに共感して寄り添うところからケアは始まり,触れて感じることが大切。多くの患者さまとの出会いは,私たちにとって,大切な一期一会。これからも,もっともっと患者さまのお役に立てるよう,日々の努力をしていきたいと思います。

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7月8日に七夕コンサートを開催しました!(看護部ブログ)

 毎年恒例となりました七夕コンサートを,7月8日に病院ロビーで開催しました。患者さまのための職員による手作りのコンサートです。

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 病棟看護師による演奏,医師によるピアノ,ギター演奏,栄養士によるマンドリンなどを披露しました。外来患者さま,移動が可能な入院患者さまはロビーにお越しいただき,歌を一緒に口ずさんだり手拍子をして下さったりして,一緒に楽しい時を過ごすことができました。

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 残念ながら,ロビーにお越し頂けなかった患者さまにはテレビでご覧いただけるよう,院内のテレビで中継しました。

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 こうして,みなさまとともに,季節のイベントを楽しむことができて感謝の気持ちでいっぱいです。そして,皆様の笑顔は,私達職員の明日への活力にもなります。

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 コンサートの最後は,みんなで転倒予防体操を行いました。転倒予防体操は,椅子に座ったままでも行えるので,みなさん,私たちの動きに合わせて手を伸ばしたり,背筋を伸ばしたりと,しっかり体操してくださいました。

 演奏のアンコールの拍手までいただいて,準備していなかったので,ちょっと焦りましたが・・・!なんとか,演奏することができました!

 終了後に体調を崩される方もなく,無事,七夕コンサートを終えることができました。今年のお天気は,あいにくの曇り空でしたが,きっと,織姫様と彦星様のところにも,皆さまのお声は届いたと思います。みなさま,ご協力ありがとうございました。

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院内デイケア始めました!(看護部ブログ)

 今年の春から,入院されている患者さまを対象にデイケアを実施する,『院内デイケアチーム』が発足しました。今回は,その活動内容のご紹介です。初回は,手先のリハビリを目的とした,こいのぼりの貼り絵に挑戦していただきました。

 こちらの作品は,ほんの一部です。いろいろ個性があって,楽しいですね。

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 時間は,30分から45分くらいで,参加していただいた患者さまは,色とりどり,配置など考えながら,作ってくださいました。作品は,各階に展示させていただき,私たちも毎日眺めては,こころが温かくなります。院内の廊下が,ぱっと明るくなりました。

 地域の皆さまに愛され,そして,安芸津病院を知っていてくださる皆さまのお力に支えられ,私たちも日々,そのお声に応えられるよう頑張ります。

 次回は,5月28日に,身体機能を高めるゲームを予定していますので,また取材をしたいと思います。

 

 余談ですが,毎年,安芸津病院には,こんなかわいい訪問者もいます。

 本当に,毎年,毎年,来てくれてるんですよ。鳴き声もかわいく,元気いっぱいです。そ~と,見守って成長を楽しみにしています。

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(看護部ブログ)

手術室の紹介(看護部ブログ)

 寒い寒いと言いながらも,人事異動により,さわやかでフレッシュな風が通り抜けた4月。最近は,ようやく春らしい陽射しや,暖かい空気を肌に感じるようになってきたように思います。つばめの姿も,ちらほら見かけるようになり,三津大川では今年もたくさんの鯉のぼりが泳いでいます。春が来ました!

 今回は,手術室についてお話ししたいと思います。

 当院の手術室スタッフは5名,年間約400件を超す手術件数があります。患者さまのところに,術前訪問に行ったり,手術を担当したり,術後訪問に伺ったりと,毎日のように患者さまにお会いしています。

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 そして,その合間には,研修会や勉強会を行っています。本日は,その様子をご紹介したいと思います。

 電気メスについての勉強会です。

 手術に電気メスは必要不可欠です。患者さまに安全に,安心して手術を受けていただくためにも,毎年の基礎知識の復習は欠かせません。

 常に,安定した医療を患者さまに提供するためにも,日ごろの疑問,改善点などカンファレンスして,技術の向上に励んでいます。

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 そして,昨年度から,手術室スタッフのユニフォームを改善しました。患者さまには,病院なのに明るい雰囲気がする,ぱっと花が咲いたようねと,お声をかけていただいています。

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 病院にお越しの際は,ぜひ,お声をかけてくださいね。

(看護部ブログ)

12月4日にレベルⅣ主任看護専門員研修実践報告会を開催しました。(看護科ブログ)

 

 この報告会は,看護師歴が11年以上の看護専門員が対象で,今年度は対象者3名が発表しました。

 目的は,「組織における自己の役割を認識し,問題解決に取り組むための知識・技術・態度を学ぶ」です。対象者は,自己の役割の分析を行い,自部署の現状と問題点を抽出し,その問題解決のために検討・実行した内容について発表しました。

 

3階病棟 「デスカンファレンスについて ~基準作成~」

 チームで行われた看護を振り返るために,カンファレンスの基準作成を行いました。

 病棟スタッフをはじめ,その他コメディカルスタッフも交えたカンファレンスの内容から基準を作成しました。

 カンファレンスを行うことで,各自の看護観,コメディカルスタッフからの視点など,さまざまな意見が聞かれました。

 近年,ナラティブ看護が注目を浴びていますが,この取り組みは,患者さまの尊厳,自己決定権について,改めて考える機会となりました。

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3階病棟 「在宅委員となったスタッフの人材育成 ~関心・声かけそして見守り~」

 在宅委員となったスタッフから,退院支援計画の活用と退院支援の向上について相談を受けたことから,スタッフの育成について検討しました。

 発表の中で,印象に残ったのは,発表者の個性がとても反映されていて,聞いていて,心がほっこりしました。

 「スタッフもだが,自分自身の振り返り」「自分はどんな仕事をしている時が楽しいのか」「どんな自分が好きなのか」・・・・。人を動かすには,課題ばかりに目を向けず,相手を認めた上で意見を言う,率直で誠実な評価を与える,強い欲求を起こさせる・・・。改めて,自分はどうなんだろう?きちんと対応できているのだろうか?と考えさせられました。

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一般外来 「眼科外来看護師の人材育成 ~育成プログラムの確立をめざして~」

 外来スタッフで外来業務を行う際に,各診療科には,特殊な検査内容や診療補助の知識の必要性があり,単純な作業では補えない業務があります。しかし,限られたマンパワーで,そこをどうやって補っていくかは,長年の課題でもありました。

 今回,その問題に焦点をあて,育成プログラムの作成を行い,計画的に,スタッフの育成を行いました。実施していく中で,計画がなかなか思い通りに進行しなかった時期もありましたが,その都度計画を修正し,対応してきました。

 得られた結果は,今後は眼科外来だけでなく,その他の部門でも活用する予定となっています。

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   まだまだ反省すべきところ,改善すべきところも多くありますが,こうした取り組みを病院全体で行うことで,スタッフの団結力はアップしています。

 今後も,地域の皆様,患者さまのために頑張っていきますので,よろしくお願いいたします。

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(看護科ブログ)

看護科で経年研修会を行いました。(看護科ブログ)

 10月に,経年研修レベルⅣ(主任,看護専門員)研修発表会が行われました。

 目的は,「主任・看護専門員としての立場から,自部署をアセスメントし,組織の目標達成のために役割を果たすことができる」です。本年4月から,各自で課題を考え,各部署での問題点や,委員会レベルでの改善などを挙げ,問題解決に取り組んでいます。この日は,その取り組みの中間発表でした。

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 テーマは自由で,それぞれが計画し,計画に沿った看護の実施や,業務の改善に向けた取り組みの成果を報告しました。内容は,看護記録,退院支援,訪問看護に至るまで,広範囲に渡り,各自の個性ある着眼点と,磨かれた看護観で,内容の充実した研修となりました。実践経過を発表することで,各自のプレゼンテーション能力も養うことができ,対象者にとっても,いい経験になりました。

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 まだ,途中経過であり,来年の4月に本格的に始動できるよう,計画内容の見直しや,軌道修正など課題もあります。

 スタッフ一同,協力し合い,実りのある結果にしていきたいと思います。

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(看護科ブログ)

第45回日本看護学会学術集会で発表を行いました。(看護科ブログ)

 平成26年9月11日(木),12日(金)の2日間,徳島県のアスティとくしまにて,第45回日本看護学会―慢性期看護―学術集会が開催されました。

 当院の看護師3名が参加し,研究発表をいたしました。

  演題名「外来看護師が入院前から行う退院支援の検討-退院を控えた患者・家族への聞き取り調査を通してー」

 今後さらに,患者様が安全に安心して自分らしい生活を送ることができるように努力していきたいと思います。

看護学会

(看護科ブログ)