病院の特色

地域包括ケア

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当院では,急性期治療を終えた後,新たな療養の場で安全に安心して自分らしい生活を送ることができるように,院内はもとより地域の保健・医療・福祉機関等と連携しながら退院支援を行っています

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当院の病棟体制

3階病棟4階病棟

【一般病床】
52床

10対1入院基本料
※平均在院日数21日以内

【一般病床】
 17床

10対1入院基本料

ADL加算

※ADL加算
 入院後14日以内

【地域包括ケア病床】
29床

地域包括ケア
医療管理料

※60日まで

地域包括ケア病床について

平成26年度診療報酬改定において「地域包括ケア病床」が新設されました。当院でも平成26年7月から4階病棟に15床,同年11月から6床増やし,合計21床の地域包括ケア病床を設けました。(平成29年4月に8床増床)
この病床は,急性期治療を終えたのち,安心して自宅療養に移行できるよう在宅復帰を支援する病床で,一定期間の安定した入院治療の中で,在宅復帰・社会復帰に向けた退院調整やリハビリテーションなどを行います。また,ご自宅あるいは介護施設等に入所されている高齢者の緊急時の入院のほか,高度急性期病院からの転院の受け入れも担っています。これらの患者様一人ひとりに対して,ケアマネージャーほか関係機関・施設との調整など『医療と介護の連携』をより一層緊密にしながら,病床運営を行っているところです。

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退院支援について

当院では,平成26年度に病院理念を見直し,「私たちは,地域の皆様の健康と暮らしを支えるために力を尽くします」と再設定しました。住み慣れた地域で暮らし続けていくため,安心して自宅等に帰れるよう,多職種からなるチームで患者様・ご家族に関わっていきます。 具体的には以下のような取組を行っています。

  1. 【入院時のカンファレンス】
    入院時より1~2日までにミニカンファレンスや臨時カンファレンスを行います。急性期の患者様の病状や入院期間の情報を共有するものです。
  2. 【安定期カンファレンス】
    病状が安定する頃に開催します。病気の見通しや介護度による今後の生活への影響・患者様とご家族の今後の生活に対する意思の確認などについて,主治医とともに話し合います。
  3. 【退院調整合同カンファレンス】
    退院前になると開催します。ケアマネージャーや地域の関係者などが参加し,退院後の日常生活の中で必要となるサービスなどを具体的に検討します。
  4. 【退院前の外出・外泊】
    在宅での生活が不安なくできるかどうか,退院前に試験的な外出や外泊を行うものです。ご家族やケアマネージャーとともに病棟看護師が一緒に計画します。
  5. 【退院前訪問】
    必要に応じて,病棟看護師やリハビリテーションを行う理学療法士,退院支援の看護師が退院前の外出等に同行します。自宅での生活状況等を把握し,安心して退院できるよう助言します。
  6. 【退院後電話訪問】
    退院後2~3日を目途に病棟看護師から電話をおかけし,退院後の生活が支障なく送れているかどうかなどお聞かせいただきます。必要に応じて,アドバイスなどさせていただくとともに,何か問題等があれば関係者と一緒に対応策を検討します。

地域包括ケア病床の利用について

では,どのような場合に『地域包括ケア病床』が利用できるのか紹介します。

  • 入院治療により病状が安定・改善したが,在宅復帰に向けてリハビリや経過観察が必要な方
  • 在宅や介護施設への退院に向けた準備が必要な方
  • 在宅生活継続のために一時的な入院(レスパイトケア)を必要とする方

地域包括ケアシステムの構築に向けて

誰もが住み慣れた地域で暮らすことができるように,住まい・医療・介護予防・生活支援などを地域で一体的に提供できる仕組みづくり【地域包括ケアシステム】が求められています。
当院では「地域包括ケア病床」を新たな医療資源として活用することで,地域包括ケアシステム構築を医療面から支援していきます。詳しい内容については地域医療連携・入退院支援室にご相談ください。今後も職員一同,地域の皆様が安心して住み慣れた場所で生活できるように頑張っていきます。

地域医療連携だより

平成27年度